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巨匠
ふりがな文庫
“巨匠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょしょう
75.0%
きよしやう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょしょう
(逆引き)
それでありながら、古代ギリシャ、ロオマの
巨匠
(
きょしょう
)
達が発見した、人間の文字通り具体的な、観念に
憑
(
つ
)
かれぬという意味での美しさが、百花
撩乱
(
りょうらん
)
と咲き乱れておりました。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
欄間
(
らんま
)
や
壁障
(
へきしょう
)
はすべて
総漆
(
そううるし
)
、襖には、
狩野永徳
(
かのうえいとく
)
そのほか当代の
巨匠
(
きょしょう
)
が
筆
(
ふで
)
をそろえて
鵞
(
が
)
の間、
芙蓉
(
ふよう
)
の間、
墨梅
(
ぼくばい
)
の間、遠寺晩鐘の間などと呼ぶにふさわしい
彩管
(
さいかん
)
を
揮
(
ふる
)
っている。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
巨匠(きょしょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
きよしやう
(逆引き)
また
其
(
そ
)
の
岬
(
みさき
)
を
大蛇灘
(
おろちなだ
)
が
巻
(
ま
)
いて、めぐつて、八
雲崎
(
くもさき
)
、
日暮崎
(
くれのさき
)
、
鴨崎
(
かもさき
)
、
御室
(
みむろ
)
、
烏帽子岩
(
えぼしいは
)
、
屏風岩
(
べうぶいは
)
、
剣岩
(
つるぎいは
)
、一つ一つ、
神
(
かみ
)
が
斧
(
おの
)
を
打
(
う
)
ち、
鬼
(
おに
)
が、
鉞
(
まさかり
)
を
下
(
おろ
)
した
如
(
ごと
)
く、やがては、
巨匠
(
きよしやう
)
、
名工
(
めいこう
)
の、
鑿鏨
(
のみたがね
)
の
手
(
て
)
の
冴
(
さえ
)
に
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
巨匠(きよしやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“巨匠”の意味
《名詞》
ある分野、特に芸術の分野で傑出した人物。大家。
(出典:Wiktionary)
“巨匠”の解説
巨匠(きょしょう)とは、専門分野、特に芸術領域で、傑出した人物のことである。漢語風に泰山北斗(たいざんほくと)、あるいはその略称泰斗(たいと)とも。
(出典:Wikipedia)
巨
常用漢字
中学
部首:⼯
5画
匠
常用漢字
中学
部首:⼕
6画
“巨匠”の類義語
先生
師匠
名人
達人
習得
“巨”で始まる語句
巨
巨大
巨人
巨細
巨魁
巨躯
巨勢
巨漢
巨刹
巨石
“巨匠”のふりがなが多い著者
田中英光
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
吉川英治
泉鏡花