“ぎょしつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
御室100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのいやな眼の持ち主が、足音をしのばせ、そして帝の御室ぎょしつを木蔭から窺っているのにふと気がつかれたときは、やはり肌そのものが無意識に、きのうと同様、帝を再びぎくとさせていた。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)