“みもろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミモロ
語句割合
御諸50.0%
御室16.7%
三室16.7%
三諸16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは御諸(みもろ)の山においでになる神樣です。
御室(みもろ)斎(つ)く三輪山(みわやま)見(み)れば隠口(こもりく)の初瀬(はつせ)の檜原(ひはら)おもほゆるかも 〔巻七・一〇九五〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「御室(みもろ)斎(つ)く」は、御室(みむろ)に斎(いつ)くの意で、神を祀(まつ)ってあることであり、三輪山の枕詞となった。「隠口(こもりく)」は、隠(こも)り国(くに)の意で、初瀬の地勢をあらわしたものだが、初瀬の枕詞となった。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
古義では、「三室(みもろ)の大相土見乍湯家(ヤマミツツユケ)吾が背子がい立たしけむ厳橿が本(もと)」と訓み、奠器円レ隣メグラスでミモロと訓み、神祇を安置し奉る室の義とし、古事記の美母呂能伊都加斯賀母登(ミモロノイツカシガモト)を参考とした。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
なおこの歌の次に、「君に恋ひ寝(い)ねぬ朝明(あさけ)に誰(た)が乗れる馬の足音(あのと)ぞ吾に聞かする」(巻十一・二六五四)、「味酒(うまさけ)の三諸(みもろ)の山に立つ月の見(み)が欲(ほ)し君が馬の音(おと)ぞする」(同・二五一二)の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)