“三諸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ミモロ66.7%
みもろ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泊瀬の中流に下り、三諸ミモロ岳に面し、水に漱ぎ、盟ひて曰はく……若し盟に違はば、天地の諸神、及び天皇の靈、臣が種を絶滅さむ。
小子部チヒサコベ栖軽スガル三諸ミモロ山の神を捉へに行つた時は、朱蘿アカキカヅラをつけ、朱幢アカキハタを立てゝ馬を馳せた(霊異記)と言ふ。
幣束から旗さし物へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
なおこの歌の次に、「君に恋ひねぬ朝明あさけが乗れる馬の足音あのとぞ吾に聞かする」(巻十一・二六五四)、「味酒うまさけ三諸みもろの山に立つ月のし君が馬のおとぞする」(同・二五一二)の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)