“檜原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひばら50.0%
ひはら25.0%
ひのはら25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
檜原ひばら山宿やまじゅくに一泊し、つい岩代いわしろ羽前うぜんの境である檜原峠ひばらとうげを越えて、かの最上川もがみかわの上流の綱木つなきで、そして米沢よねぎわまで旅次りょじ行軍を続けたのであった。
雪の透く袖 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
この歌と一しょに、「巻向の檜原ひはらに立てる春霞おほにし思はばなづみ来めやも」(巻十・一八一三)というのがある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
この向うの檜原ひのはら大岳山おおたけざんふもとに、昔おっそろしい力の強い若い衆があってね、なんでも三十人力あって、村々で人足を出し合う時には、その若いのが一人で
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)