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羽前
ふりがな文庫
“羽前”の読み方と例文
読み方
割合
うぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うぜん
(逆引き)
檜原
(
ひばら
)
の
山宿
(
やまじゅく
)
に一泊し、
終
(
つい
)
に
岩代
(
いわしろ
)
、
羽前
(
うぜん
)
の境である
檜原峠
(
ひばらとうげ
)
を越えて、かの
最上川
(
もがみかわ
)
の上流の
綱木
(
つなき
)
に
出
(
い
)
で、そして
米沢
(
よねぎわ
)
まで
旅次
(
りょじ
)
行軍を続けたのであった。
雪の透く袖
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
国の名で申しますと、
陸奥
(
むつ
)
、
陸中
(
りくちゅう
)
、
陸前
(
りくぜん
)
、
羽後
(
うご
)
、
羽前
(
うぜん
)
、
磐城
(
いわき
)
、
岩代
(
いわしろ
)
の七ヵ国となります。昔の「みちのく」即ち道の奥と呼んだ国の
果
(
はて
)
であります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
余が
羽前
(
うぜん
)
の上の山温泉に行きたるとき、旅館の下女の案内にて名高い
稲荷
(
いなり
)
に
参詣
(
さんけい
)
してみた。その堂内に、油揚げを山のごとく積み立てて神前に供えてある。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
羽前(うぜん)の例文をもっと
(17作品)
見る
“羽前”の意味
《固有名詞》
羽前国の略。
(出典:Wiktionary)
“羽前(羽前国)”の解説
羽前国(うぜんのくに)は、東北戦争終結直後に出羽国を分割し制定された、日本の地方区分の国の一つ。東山道に位置する。別称は羽後国とあわせて、または単独で羽州(うしゅう)。領域は現在の山形県のうち、飽海郡と酒田市北部(最上川以北)を除いた大部分にあたる。
(出典:Wikipedia)
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“羽前”で始まる語句
羽前向町
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