“二巻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふたま50.0%
ふたまき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おばあさんは、腹(はら)だちまぎれに、ラプンツェルの美しい髪(かみ)の毛(け)をひっつかむと、それを二巻(ふたま)き三巻(みま)き左の手にまきつけました。
その赤(あか)んぼは生(う)まれた時(とき)から、ふしぎな子で、きれいな錦(にしき)の小蛇(こへび)が首(くび)のまわりに二巻(ふたま)き巻(ま)きついていました。そしてその頭(あたま)としっぽの先(さき)は長(なが)く伸(の)びて、赤(あか)んぼの背中(せなか)でつながっていました。
雷のさずけもの (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
と云われ心細いから惣吉は帰って観音堂へ駈上(かけあが)って見ると情ないかな母親は、咽喉(のど)を二巻(ふたまき)程丸ぐけで括(くゝ)られて、虚空を掴んで死んで居る。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「イヤ二巻(ふたまき)です。御覧の通りマリイ夫人が吐出(はきだ)した血が三個所に附着しております。その血痕のピッタリ重なり合う処が、マリイ夫人の首の太さになっておりますわけで……」
S岬西洋婦人絞殺事件 (新字新仮名) / 夢野久作(著)