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あまず
ふりがな文庫
“あまず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
甘酸
73.1%
甘酢
26.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甘酸
(逆引き)
境内
(
けいだい
)
には、はぎの
花
(
はな
)
が
盛
(
さか
)
りなばかりか、どこからともなく、もくせいの
甘酸
(
あまず
)
っぱいような
香
(
かお
)
りがただよってきました。
子供は悲しみを知らず
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
今まで
甘酸
(
あまず
)
っぱいような
厭味
(
いやみ
)
を感じていた提琴の音のよさがわかり、ジムバリスト、ハイフェツなどのおのおのの
弾
(
ひ
)
き方の相違が感づけるくらいの
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
あまず(甘酸)の例文をもっと
(19作品)
見る
甘酢
(逆引き)
あの男なら、笛はまずいが腕はたしかだ、化物なんか引っ
捕
(
とら
)
えて
甘酢
(
あまず
)
で食べますよ、ヘッ、ヘッ、ところが、運が良いか悪いか、兵二郎は休んで太之助が行った
銭形平次捕物控:349 笛吹兵二郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
同じ大根おろしでも
甘酢
(
あまず
)
にして、すり
柚
(
ゆず
)
の入れ加減まで、和尚の注意も行き届いたものであった。塩ゆでの枝豆、
串刺
(
くしざ
)
しにした里芋の
味噌焼
(
みそや
)
きなぞは半蔵が膳の上にもついた。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
あまず(甘酢)の例文をもっと
(7作品)
見る
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