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甘露
ふりがな文庫
“甘露”の読み方と例文
読み方
割合
かんろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんろ
(逆引き)
またこれより以上の、夢を追ふ馬鹿者が、口當りのいゝ
嘘
(
うそ
)
を
滿喫
(
まんきつ
)
し、毒をまるで
甘露
(
かんろ
)
かなんぞのやうに
嚥
(
の
)
んだりした例はない、と。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
「人間の涙は塩っ辛いが、勧進元の細工なら味があるわけはねえ、本当に仏像の涙なら
甘露
(
かんろ
)
の味がするかも解らないじゃないか」
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
からからになったのを
甘露
(
かんろ
)
煮にするのだが、番茶でゆでこぼす人もあり、鍋の下にコブを敷く人もあり、こげつかないように竹の皮を敷く人もある。
江戸前の釣り
(新字新仮名)
/
三遊亭金馬
(著)
甘露(かんろ)の例文をもっと
(20作品)
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“甘露”の意味
《名詞》
甘露(かんろ)
古代中国で仁政を行えば天が降らすとされる甘い液体。
ヴェーダでゾーマの汁のこと。
美味しいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
甘
常用漢字
中学
部首:⽢
5画
露
常用漢字
中学
部首:⾬
21画
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