味噌汁みおつけ)” の例文
早く笊を出してやんな、なんまいだぶなんまいだぶなんまいだぶ、何、因業な割には安い鰌屋だって、ウ、そいつァよかった、じゃすぐお味噌汁みおつけの中へ入れちまいねえ
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
味噌汁みおつけは熱くてすぐ飲めないから、早くめるようにおわんに盛ったまま、ずらりと窓際に並べておく。御飯をかっこんだら、出がけに、立ったままで、ぐいと一息にやるつもりなのである。
キャラコさん:07 海の刷画 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)