“みそしる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
味噌汁98.1%
未醤汁1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄い味噌汁みそしると、塩昆布しおこんぶに麦飯を女中と差し向いで食べると、あとは卵を破って黄身をぐっと飲んでおく。
晩菊 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
このびしい空の下へれに出る宗助に取って、力になるものは、暖かい味噌汁みそしると暖かい飯よりほかになかった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
関翁が家の馳走ちそうで、甘藍の漬物つけもの五升藷ごしょういも馬鈴薯じゃがいも)の味噌汁みそしるは特色である。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
勝治の言葉を信じかねて、食事の時、母がうっかり、「本当?」と口を滑らせたばかりに、ざぶりと味噌汁みそしるを頭から浴びせられた。
花火 (新字新仮名) / 太宰治(著)
日本人のコックさんが、広島弁丸出しのおくさんと一緒いっしょに、すぐ、久しりの味噌汁みそしるで、昼飯をくわしてくれました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
朝の未醤汁みそしるも必ず二椀に限っていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)