“生姜（はじかみ）” の例文

さて、其（それ）から御飯（ごはん）の時（とき）ぢや、膳（ぜん）には山家（やまが）の香（かう）の物（もの）、生姜（はじかみ）の漬（つ）けたのと、わかめを茹（う）でたの、塩漬（しほづけ）の名（な）も知（し）らぬ蕈（きのこ）の味噌汁（みそじる）、いやなか／＼人参（にんじん）と干瓢（かんぺう）どころではござらぬ。

高野聖 (新字旧仮名) ／ 泉鏡花、泉鏡太郎(著)

さて、それからご飯の時じゃ、膳（ぜん）には山家（やまが）の香（こう）の物、生姜（はじかみ）の漬（つ）けたのと、わかめを茹（う）でたの、塩漬の名も知らぬ蕈（きのこ）の味噌汁（みそしる）、いやなかなか人参（にんじん）と干瓢（かんぴょう）どころではござらぬ。

高野聖 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)

“生姜”の意味

《名詞》
生姜 (しょうが、しょうきょう、別表記：生薑、薑)

（しょうが）ショウガ目ショウガ科ショウガ属に属する多年草の一種。学名:Zingiber officinale。はじかみ。くれのはじかみ。つちはじかみ。

（しょうが）（比喩）けちな人。

（しょうきょう）1.の地下茎を生薬としたもの。
(出典:Wiktionary)

“生姜（ショウガ）”の解説

ショウガ（生姜、学名: Zingiber officinale）はショウガ科ショウガ属の多年草であり、根茎部分は香辛料として食材に、また生薬として利用される。熱帯アジア原産。各地で栽培されている。
(出典:Wikipedia)

生	常用漢字 小１ 部首:⽣ 5画
姜	漢検1級 部首:⼥ 9画