“懸河”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんが92.3%
けんか7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆえに今、古の蘇秦そしん、張儀のような者が来て、いかに懸河けんがの弁をふるってこの周瑜を説かんとしても、この心は金鉄のようなものさ。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
レストランN亭のコック藤次郎は、いつかは一かどの弁護士になって懸河けんがの弁を法廷で振うつもりでいた。元より彼には学校に通う余裕はない。
夢の殺人 (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
ぞ頼みける然るに光陰くわういん懸河けんかの流るゝ如く早八ヶ年を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)