“きざみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
54.5%
刻煙草18.2%
9.1%
彫成9.1%
刻草4.5%
刻莨4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我朝はいふに及ばず、天竺てんぢく震旦しんたんにも是程さほどの法滅有るべしともおぼえず、優填うてん大王の紫磨金しまごんみがき、毘首羯摩びしゆかつま赤栴檀しやくせんだんきざみしも、わづかに等身の御仏なり。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
野生の煙草の木がどこにでもあって立派な刻煙草きざみになるからである。手製のパイプへそれを詰めて惜し気なくそれを吹かす時私は真に幸福であった。小憎らしいのは猩々である。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
(下に図するこれなり)きざみたる人のかしらを左りにむかせ、そのしもに五字をほりつけしは、是より左り蛾眉山下橋がびさんかのはしなりと人にをしゆる標準みちしるべなりとかたられき。是にて義理ぎり渙然くわんぜんたり。
たゞ街道がいだう郷村きやうぞん児童ぢどう年十五八九已上におよものおの/\柳の枝を取り皮を木刀ぼくたう彫成きざみなし、皮を以またほか刀上たうしやうまと用火ひにて焼黒やきくろめ皮をもつて黒白のもやうわかつ、名づけて荷花蘭蜜こばらみといふ。
それから銀の煙管きせる刻草きざみを詰めて、濃い煙を巧者に鼻の穴からほとばしらせた。こうゆっくり構える彼の本意を、敬太郎は判然はっきり向うからそうと切り出されるまでさとらずに、どうも変だとばかり考えていた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
刻莨きざみの三銭がとこけむよ、今度アくにゃア二つと燐寸まちまで買ってかねえじゃア追付おっつかねえ、これで割前わりめえ勘定だった日にゃア目も当てられねえてえことよ