“郷村”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きやうぞん50.0%
きょうそん25.0%
ごうむら25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞ街道がいだう郷村きやうぞん児童ぢどう年十五八九已上におよものおの/\柳の枝を取り皮を木刀ぼくたう彫成きざみなし、皮を以またほか刀上たうしやうまと用火ひにて焼黒やきくろめ皮をもつて黒白のもやうわかつ、名づけて荷花蘭蜜こばらみといふ。
と、すぐ全軍を青州から引き揚げにかからせたが、その途すがらも、秋毫しゅうごうおかすことない徳風を慕って、郷村きょうそんの老幼男女は、みな道にならび、香をき、花を投げて、歓呼した。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしながら大正十四年たいしようじゆうよねん但馬地震たじまぢしんける田結村たいむら場合ばあひごとく、また一昨年いつさくねん丹後地震たんごぢしんける郷村ごうむらまた峰山みねやま場合ばあひごとく、初期微動繼續時間しよきびどうけいぞくじかんわづか三秒程度さんびようていどなることもあるのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)