郷村きょうそん)” の例文
と、すぐ全軍を青州から引き揚げにかからせたが、その途すがらも、秋毫しゅうごうおかすことない徳風を慕って、郷村きょうそんの老幼男女は、みな道にならび、香をき、花を投げて、歓呼した。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)