“紫磨金”の読み方と例文
読み方割合
しまごん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我朝はいふに及ばず、天竺(てんぢく)震旦(しんたん)にも是程(さほど)の法滅有るべしともおぼえず、優填(うてん)大王の紫磨金(しまごん)を瑩(みが)き、毘首羯摩(びしゆかつま)が赤栴檀(しやくせんだん)を刻(きざみ)しも、纔(わづか)に等身の御仏なり。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
紫磨金(しまごん)の光の中に彼を抱擁するかと見たり、或る時は阿鼻地獄の獄卒の相を現じて、十八本の角の先から燃え上る炎の舌で、刹那に彼を焼き殺すかと見たりする。
二人の稚児 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
紫磨金(しまごん)の匂おだしき御座(みざ)にして文珠の笑(ゑまひ)はてなかるらし
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)