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紫磨金
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しまごん
ふりがな文庫
“
紫磨金
(
しまごん
)” の例文
我朝はいふに及ばず、
天竺
(
てんぢく
)
震旦
(
しんたん
)
にも
是程
(
さほど
)
の法滅有るべしともおぼえず、
優填
(
うてん
)
大王の
紫磨金
(
しまごん
)
を
瑩
(
みが
)
き、
毘首羯摩
(
びしゆかつま
)
が
赤栴檀
(
しやくせんだん
)
を
刻
(
きざみ
)
しも、
纔
(
わづか
)
に等身の御仏なり。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
紫磨金
(
しまごん
)
の光の中に彼を抱擁するかと見たり、或る時は阿鼻地獄の獄卒の相を現じて、十八本の角の先から燃え上る炎の舌で、刹那に彼を焼き殺すかと見たりする。
二人の稚児
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
紫磨金
(
しまごん
)
の匂おだしき
御座
(
みざ
)
にして文珠の
笑
(
ゑまひ
)
はてなかるらし
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
紫
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
磨
常用漢字
中学
部首:⽯
16画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“紫磨”で始まる語句
紫磨銀彩
紫磨黄金