“紫衣金襴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しいきんらん50.0%
しえきんらん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山門の楼上、正面には、あけ椅子いすり、紫衣金襴しいきんらん袈裟けさをつけた老和尚のすがたが見えた。いうまでもなく一山の長老快川国師かいせんこくしである。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして僧はいずれも薙刀なぎなたを持ち、武士はもちろん大太刀を横たえ、また、これらのあるじかと思われる一人の男は、輿こしをつれているが、それには乗らず、紫衣金襴しえきんらんの僧正すがたをほこらかに、でんと