“朱金襴”の読み方と例文
読み方割合
しゅきんらん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道理で、ひどく追い矢が集まると思い当ったので、孫堅は頭にかぶっていた「さく」という朱金襴しゅきんらんの盔を手ばやく脱いで、焼け残りの民家の軒柱へそれをかけ、あわてて附近の密林へかくれこんでいた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)