岩石の間がんせきのあいだ
懐古園の城門に近く、桑畠の石垣の側で、桜井先生は正木大尉に逢った。二人は塾の方で毎朝合せている顔を合せた。 大尉は塾の小使に雇ってある男を尋ね顔に、 「音はどうしましたろう」 「中棚の方でしょうよ」桜 …
作品に特徴的な語句
越後えちご 浅黄あさぎ 夜鷹よたか 高輪たかなわ 胡麻化ごまか 伽話とぎばなし 蜜蜂みつばち 谷間たにあい 冬籠ふゆごも 可懐なつか 際立きわだ 初陣ういじん 蒟蒻こんにゃく 鳥籠とりかご てすり 草鞋穿わらじばき 鍛冶かじ 鉋屑かんなくず 石塊いしころ 虎杖いたどり 酩酊めいてい 遺骸いがい 旗本はたもと 燕麦からすむぎ 駈出かけだ 山巓いただき 贔負ひいき 此頃このあいだ 奴等やつら 不恰好ぶかっこう 葡萄棚ぶどうだな 豊饒ほうじょう 千曲川ちくまがわ 落葉松からまつ すもも 臭気におい 刻煙草きざみたばこ 舶来はくらい 香気におい 吾家おうち おさ 松脂くすね 往昔むかし 玻璃ガラス 銀煙管ぎんぎせる 温順すなお 歳暮せいぼ たか 性急せっかち 桑畠くわばたけ かしわ 款待もてな 画家えかき かじか 炉辺ろばた 場処ところ 木瓜ぼけ 知人しりびと 屋外そと 草葺くさぶき 毎時いつも 串談じょうだん 五度いつたび 城址じょうし 讃美歌さんびか 鞠子まりこ 水槽みずぶね 附添つけた 年長うえ 書籍ほん 清浄きれい 小県ちいさがた 忸々なれなれ 蓼科たでしな 慰撫なだ 途次みちみち 法帖ほうじょう 尻端折しりはしょ 打殺ぶちころ 風俗なり 引被ひっかぶ 顔触かおぶれ 擦違すれちが 所有もちもの 結局つまり すく 破損いた 宛行あてが 性来もとから 被入いら 取囲とりま 建増たてまし 斑白はんぱく 住宅すまい 暗記そら 幼少おさな 吾儕われわれ