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御廃
ふりがな文庫
“御廃”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
およ
60.0%
おはい
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
およ
(逆引き)
「どうせ藤尾さんのようには参りません——あらそんな
椽側
(
えんがわ
)
へ煙草の灰を捨てるのは
御廃
(
およ
)
しなさいよ。——これを
借
(
か
)
して上げるから」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「え、召上るんですか。——然し、もう
御廃
(
およ
)
しなさいよ」
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
御廃(およ)の例文をもっと
(3作品)
見る
おはい
(逆引き)
主人はこれでは何だか簡単過ぎるようだなと考えていたが、ええ面倒臭い、文章は
御廃
(
おはい
)
しにして、銘だけにしろと、筆を十文字に
揮
(
ふる
)
って原稿紙の上へ下手な文人画の蘭を勢よくかく。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「この節は弓も
御廃
(
おはい
)
しでサ」
岩石の間
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
御廃(おはい)の例文をもっと
(2作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
廃
常用漢字
中学
部首:⼴
12画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂
“御廃”のふりがなが多い著者
島崎藤村
夏目漱石