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御廃
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およ
ふりがな文庫
“
御廃
(
およ
)” の例文
「どうせ藤尾さんのようには参りません——あらそんな
椽側
(
えんがわ
)
へ煙草の灰を捨てるのは
御廃
(
およ
)
しなさいよ。——これを
借
(
か
)
して上げるから」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「え、召上るんですか。——然し、もう
御廃
(
およ
)
しなさいよ」
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
御廃
(
およ
)
しなさい、
阿母
(
おっか
)
さんの世話は藤尾にさせたいからと云うし、そんなら独立するだけの仕事でもするかと思えば、毎日部屋のなかへ
閉
(
と
)
じ
籠
(
こも
)
って寝転んでるしさ。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「だけれど、藤尾さんは
御廃
(
およ
)
しなさいよ。藤尾さんの方で来たがっていないんだから」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「そりゃ、
御廃
(
およ
)
しよ」と答えた。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
廃
常用漢字
中学
部首:⼴
12画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂