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慰撫
ふりがな文庫
“慰撫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いぶ
74.4%
なだ
12.8%
いたは
2.6%
いたはり
2.6%
なぐさ
2.6%
なだめ
2.6%
ゐぶ
2.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぶ
(逆引き)
七十郎らを罰すべし、という空気は圧倒的で、それは兵部宗勝の思う壺であったが、甲斐だけはそれを
慰撫
(
いぶ
)
し、押えることに努めた。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
慰撫(いぶ)の例文をもっと
(29作品)
見る
なだ
(逆引き)
「この
娘
(
こ
)
は、まあ、妙な娘だぞい。お嫁さんの話を聞いて
哀
(
かな
)
しく成るような者が
何処
(
どこ
)
にあらず」とお種は娘を
慰撫
(
なだ
)
めるように。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
慰撫(なだ)の例文をもっと
(5作品)
見る
いたは
(逆引き)
丁度文平が奥様やお志保の側で盛んに火花を散らして居る間に、丑松は黙つて省吾を
慰撫
(
いたは
)
つたり、人の知らない面倒を見て遣つたりして居たのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
慰撫(いたは)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いたはり
(逆引き)
しかすがに
此
(
こ
)
の手を延べて、靜かなる
慰撫
(
いたはり
)
の
手振
(
てぶり
)
優しく
母
(旧字旧仮名)
/
アダ・ネグリ
(著)
慰撫(いたはり)の例文をもっと
(1作品)
見る
なぐさ
(逆引き)
お栄がやさしく
慰撫
(
なぐさ
)
めた位では聞入れなかつた。
終
(
しまひ
)
にはお栄は堅く袖に
取縋
(
とりすが
)
らうとする文ちやんの手を払つて、あちこちの部屋の内を逃げて歩いた。
出発
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
慰撫(なぐさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
なだめ
(逆引き)
『君は左様激するから
不可
(
いかん
)
。』と銀之助は丑松を
慰撫
(
なだめ
)
るやうに言つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
慰撫(なだめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゐぶ
(逆引き)
彼れは
之
(
これ
)
から手風琴を
弾
(
ひ
)
いて聞かせるから、もう少しこの座に居て
呉
(
く
)
れと、さも私を
慰撫
(
ゐぶ
)
するやうに
囁
(
ささや
)
いて呉れた。
アリア人の孤独
(新字旧仮名)
/
松永延造
(著)
慰撫(ゐぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“慰撫”の意味
《名詞》
なだめ、安心させること。慰め、いたわること。
(出典:Wiktionary)
慰
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
撫
漢検準1級
部首:⼿
15画
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