“馬糞紙”の読み方と例文
読み方割合
ばふんし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長いこと、人間が住まなかったからであろう、部屋の中は馬糞紙ばふんしのような、ボコボコした古いにおいがこもっていて、黒い畳の縁には薄くかびあとがあった。
清貧の書 (新字新仮名) / 林芙美子(著)