“紙馬紙銭”の読み方と例文
読み方割合
しばしせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
許宣も本堂の前で香をくゆらし、紙馬紙銭しばしせんを焼き、赤い蝋燭ろうそくに灯をともしなどして両親の冥福を祈った。そして、寺の本堂へ往き、客堂へあがってときい、寺への布施もすんだので山をおりた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)