“羅馬王庁”の読み方と例文
読み方割合
ローマおうちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羅馬王庁ローマおうちょうから派遣されてきたもののうちには、夜光の短刀をさがし出すべく、秘命をおびて来たものがどれほどあったか知れないという。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ヨハン様が仰っしゃった。——鶏血草のあるところ、必ず夜光の短刀がある場所だと。——根気だ根気だ、根気のつづくかぎり掘れ。いつも山の会堂で、ヨハン様が読んで聞かせる羅馬王庁ローマおうちょうの文を
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)