羅馬王庁ローマおうちょう)” の例文
羅馬王庁ローマおうちょうから派遣されてきたもののうちには、夜光の短刀をさがし出すべく、秘命をおびて来たものがどれほどあったか知れないという。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ヨハン様が仰っしゃった。——鶏血草のあるところ、必ず夜光の短刀がある場所だと。——根気だ根気だ、根気のつづくかぎり掘れ。いつも山の会堂で、ヨハン様が読んで聞かせる羅馬王庁ローマおうちょうの文を
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)