“ローマ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
羅馬99.2%
羅瑪0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ツイ昨年易簀えきさくした洋画界の羅馬ローマ法王たる黒田清輝くろだせいき好事こうずの聞え高い前の暹羅シャム公使の松方正作まつかたしょうさくの如きもまた早くから椿岳を蒐集していた。
「いい訳はあるまい。あさましい人非人にんぴにん。その風俗をした姿を、羅馬ローマの町の辻にさらしものにして、お前の肉親たちにも見せてやりたい」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
物の弊あるは物のせいなり。聖人といえどもあらかじめこれがそなえをなすあたわざるなり。羅瑪ローマくにを復するや教門の力により、その敗るるやまた教門によれり。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)