トップ
>
圜
ふりがな文庫
“圜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まる
25.0%
かん
25.0%
けん
25.0%
わ
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まる
(逆引き)
清八は得たりと勇みをなしつつ、
圜揚
(
まるあ
)
げ(
圜
(
まる
)
トハ鳥ノ
肝
(
きも
)
ヲ
云
(
いう
)
)の
小刀
(
さすが
)
を
隻手
(
せきしゅ
)
に引抜き、重玄を刺さんと飛びかかりしに、
上様
(
うえさま
)
には
柳瀬
(
やなせ
)
、何をすると
御意
(
ぎょい
)
あり。
三右衛門の罪
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
圜(まる)の例文をもっと
(1作品)
見る
かん
(逆引き)
怒
(
いかり
)
の中心より
画
(
えが
)
き去る円は飛ぶがごとくに
速
(
すみや
)
かに、恋の中心より振り
来
(
きた
)
る円周は
燄
(
ほのお
)
の
痕
(
あと
)
を
空裏
(
くうり
)
に焼く。あるものは道義の糸を引いて動き、あるものは
奸譎
(
かんきつ
)
の
圜
(
かん
)
をほのめかして
回
(
めぐ
)
る。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
圜(かん)の例文をもっと
(1作品)
見る
けん
(逆引き)
「空が
焦
(
こ
)
げるようだ。——
羅馬
(
ロウマ
)
法王の冠かも知れない」と甲野さんの視線は
谷中
(
やなか
)
から上野の森へかけて大いなる
圜
(
けん
)
を
画
(
えが
)
いた。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
圜(けん)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
わ
(逆引き)
あるものは又た唱歌の教室に在る風琴の
周囲
(
まはり
)
へ——いづれも天の与へた
休暇
(
やすみ
)
として斯の雪の日を祝ふかのやうに、思ひ/\の
圜
(
わ
)
に集つて話した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
圜(わ)の例文をもっと
(1作品)
見る
圜
漢検1級
部首:⼞
16画
“圜”を含む語句
圜内
圜冠句履
圜外
圜揚
圜海
大圜線
“圜”のふりがなが多い著者
島崎藤村
夏目漱石
芥川竜之介