“圜(けん)” の例文
「空が焦(こ)げるようだ。——羅馬(ロウマ)法王の冠かも知れない」と甲野さんの視線は谷中(やなか)から上野の森へかけて大いなる圜(けん)を画(えが)いた。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)