“宮詞”の読み方と例文
読み方割合
きゆうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
誤植の次手ついでに又思ひだしたが、何時いつ石印本せきいんぼん王建わうけん宮詞きゆうしを読んでゐたら、「御池水色春来好ぎよちのすゐしよくしゆんらいよし処処分流白玉渠しよしよぶんりうすはくぎよくのきよ密奏君王知入月くんわうにみつそうしつきにいるをしる喚人相伴洗裙裾ひとをよんであひともなつてくんきよをあらふ
本の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
宮詞きゆうしなど、口に載せつつ
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
西洋に女子の紅潮こうてうを歌へる詩ありや否や、寡聞くわぶんにしていまだ之を知らず。支那には宮掖閨閤きゆうえきけいかふの詩中、まれに月経を歌へるものあり。王建わうけん宮詞きゆうしいはく、「密奏君王知入月くんわうにみつそうしつきにいるをしる喚人相伴洗裙裾ひとをよんであひともなつてくんきよをあらふ