“きゆうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宮詞37.5%
休止25.0%
九死12.5%
急駛12.5%
臼齒12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宮詞きゆうしなど、口に載せつつ
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
このたい特徴とくちようとして、一年中いちねんじゆうしもゆきらないので、植物しよくぶつ生長せいちよう全然ぜんぜん休止きゆうしするときがありません。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
けれど、わたくしつね確信かくしんしてます、てんには一種いつしゆ不思議ふしぎなるちからがあつて、こゝろうつくしきひとは、屡々しば/″\九死きゆうし塲合ばあひひんしても、意外いぐわい救助すくひことのあるものです。
れど、大佐たいさよ、吾等われらいま塲合ばあひおいて、九死きゆうし一生いつしやうをも得難えがたことをばくに覺悟かくごせり。
面白くはやりし一座もたちましらけて、しきりくゆらす巻莨まきたばこの煙の、急駛きゆうしせる車の逆風むかひかぜあふらるるが、飛雲の如く窓をのがれて六郷川ろくごうがわかすむあるのみ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
ほねといつても、たゞ頭蓋骨ずがいこついたゞき、いはゆるあたまさら部分ぶぶんひだりもゝほね一部分いちぶぶん臼齒きゆうしたばかりでありますが、これを調しらべてると、どうしても今日こんにち類人猿るいじんえんとはちがつて
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)