“几”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
つくえ76.7%
10.0%
おしまずき6.7%
つくゑ3.3%
ツクエ3.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“几”を含む作品のジャンル比率
文学 > 中国文学 > 小説 物語16.0%
総記 > 図書館・図書館学 > 読書・読書法4.5%
文学 > フランス文学 > 小説 物語1.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その通りにして待っていると、果たして夜半に家根瓦のあいだで物音がきこえて、やがて何物かつくえの上にちて来た。
彼のつくえの上には、いまたてた易占うらない算木さんぎが、吉か凶か、卦面けめん変爻へんこうを示していた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
列伝れつでん第七十太史公たいしこう自序の最後の筆をいたとき、司馬遷はったまま惘然ぼうぜんとした。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
仲達は、読みかけていた書物をに置いて、息子の顔を仰いだ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その向うにしとねを三枚かさねて敷いて、山椒大夫はおしまずきにもたれている。
山椒大夫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
近頃は作者夥間なかまも、ひとりぎめに偉くなって、割前の宴会のみかいの座敷でなく、我が家の大広間で、脇息きょうそくと名づくる殿様道具のおしまずきって、近う……などと、若い人たちをあごさしまね剽軽者ひょうきんものさえあると聞く。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
この夏、北京ペキン八大胡同はちだいことうへ行つた時、或清吟小班せいぎんせうはんの妓のつくゑに、漢訳のバイブルがあるのを見た。
本の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
——佻易チョウイニシテ威ナク、音楽ヲ好ミ、倡優ショウユウカタワラに在リ、被服軽絹ケイケン、常ニ手巾シュキン細物サイブツヲ入レタル小嚢コブクロヲ懸ケ、人ト語ルニハ戯弄ギロウ多ク、ヨロコンデ大笑スルトキハ、頭ヲツクエニ没スルマデニ至リ、ゼンコウヲ吹キ飛バスガ如キテイヲナス。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)