“平几帳面”の読み方と例文
読み方割合
ひらきちょうめん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へい全くセチい浮世で、なんにでも運上がかかるので、平几帳面にくらそうとしても、見渡す世間が不正直なので、それがうつるんでございますな。まあまあどうぞお縄だけは……
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そこでわたしも考えました。相手が赤格子九郎右衛門なら、持って来いの取り組みだ。それにおりから商売にも飽き、平几帳面の素人ぐらしにも、どうやら面白味を失って来た。河育ちは河で死ぬ。
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「まあよいではございませんか。……平几帳面のご挨拶は、知らない仲じゃアあるまいし、抜きといたそうではございませんか。……ホッホッホッいつお目にかかっても、あなた様にはお美しく……いいえ冴え冴えとしたご様子で、結構様にございます」
猫の蚤とり武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)