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生帳面
ふりがな文庫
“生帳面”の読み方と例文
読み方
割合
きちょうめん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きちょうめん
(逆引き)
純一は
生帳面
(
きちょうめん
)
な、気の利かない返事をしながら、若し瀬戸の来た時に、お雪さんでもいたら、どんなに冷かされるか、知れたものではないと、気味悪く思った。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
これが第一歩だが君は娘の部屋を見たね、鏡台の
抽出
(
ひきだし
)
と机を除いて、余り冷たく
生帳面
(
きちょうめん
)
に整理されてあったよ、娘の部屋として不似合にね、箪笥は平素錠を下さない癖らしく一番上の
誘拐者
(新字新仮名)
/
山下利三郎
(著)
佐野さんが来るのを傍輩がかれこれ云っても、これも
生帳面
(
きちょうめん
)
に
素話
(
すばなし
)
をして帰るに極まっている。
心中
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
生帳面(きちょうめん)の例文をもっと
(4作品)
見る
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
帳
常用漢字
小3
部首:⼱
11画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
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