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几上
ふりがな文庫
“几上”の読み方と例文
読み方
割合
きじょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きじょう
(逆引き)
時に坐客数人まさに満を引く、
虓然
(
こうぜん
)
の声左右にあるごとく酒
几上
(
きじょう
)
に傾かざる者なしとあって、虎の声は随分大きいが獅に劣る事遠しだ
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
びっくりしたように、彼はあわてて
几上
(
きじょう
)
の一文を
袂
(
たもと
)
の下にしまいかくした。王は、それへ眼をとめながら
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
単なる
几上
(
きじょう
)
の論としては、本来長かった語が分解して、タジまたはイタを生じたものと言い得るであろうが、それでは私たちの切に求めている変化の理由というものがなお一層不明になる。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
几上(きじょう)の例文をもっと
(5作品)
見る
几
漢検1級
部首:⼏
2画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“几”で始まる語句
几帳
几帳面
几
几董
几案
几圭
几席
几側
几前
几辺
“几上”のふりがなが多い著者
南方熊楠
柳田国男
吉川英治
芥川竜之介