“小嚢”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こぶくろ40.0%
しょうのう40.0%
コブクロ20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“小嚢”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 生物科学・一般生物学 > 生物科学・一般生物学5.9%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本1.1%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
自分は小嚢こぶくろから沈子おもりを出して与え、かつそのシカケを改めてろうとした。
蘆声 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そういってから、腰に吊していた匕首プニャアレを抜き、三度死人の頬に触れ、死人の毛髪を少し切り取って胸の小嚢こぶくろに納め、それから柩に向って手をうちながら、荘重な声で、即席の埋葬ヴォチェロ歌を唄い出した。
月見草の花が白い、カケス畑を知らぬ間に過ぎて、自動車はスケッチ帳入りの小嚢しょうのうを手に下げた茨木君と私と長男隼太郎外、強力ごうりき一人を大野原に吐き出して、見送りのため同乗せられた大山さんと、梅月の主人をさらって、影を没してしまう。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
またアジア、アフリカの砂漠地方に住む普通の駱駝は、砂漠の船という異名をさえ付けられた重宝な獣で、胃の周囲には多数の小嚢しょうのうがついてあって、水のたくさんあるとき充分にその中へ貯えこんでおくゆえ、一回水を飲めばよく十日以上も渇に堪えることができる。
動物の私有財産 (新字新仮名) / 丘浅次郎(著)
——佻易チョウイニシテ威ナク、音楽ヲ好ミ、倡優ショウユウカタワラに在リ、被服軽絹ケイケン、常ニ手巾シュキン細物サイブツヲ入レタル小嚢コブクロヲ懸ケ、人ト語ルニハ戯弄ギロウ多ク、ヨロコンデ大笑スルトキハ、頭ヲツクエニ没スルマデニ至リ、ゼンコウヲ吹キ飛バスガ如キテイヲナス。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)