“こぶくろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コブクロ
語句割合
小嚢40.0%
子宮20.0%
小袋20.0%
粉袋20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういってから、腰に吊していた匕首(プニャアレ)を抜き、三度死人の頬に触れ、死人の毛髪を少し切り取って胸の小嚢(こぶくろ)に納め、それから柩に向って手をうちながら、荘重な声で、即席の埋葬(ヴォチェロ)歌を唄い出した。
萬有(ばんいう)の母(はゝ)たる大地(だいぢ)は其(その)墓所(はかどころ)でもあり、又(また)其(その)埋葬地(まいさうち)たるものが其(その)子宮(こぶくろ)でもある、さて其(その)子宮(こぶくろ)より千差(さ)萬別(べつ)の兒供(こども)が生(うま)れ、其(その)胸(むね)をまさぐりて乳(ち)を吸(す)ふやうに
やはりスミ枝の手を借りて、お守袋を開き、中からうすよごれた小袋(こぶくろ)をとりだした。そのとき、房枝は、はっと息をのんだ。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
あたしは、メリケン粉袋(こぶくろ)のような身体を同じところに横(よこた)えたまま、ただ夫がするのを待つより外なかった。三度三度の食事は、約束どおり夫が持って来て、口の中に入れてくれた。
俘囚 (新字新仮名) / 海野十三(著)