“子宮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しきゅう50.0%
こぶくろ25.0%
しきゆう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子宮しきゅう茄子なすの形をした中空ちゅうくううつわである。そう考えると、子宮にもその寸法に応じた或る振動数がある筈だ。
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
萬有ばんいうはゝたる大地だいぢその墓所はかどころでもあり、またその埋葬地まいさうちたるものがその子宮こぶくろでもある、さてその子宮こぶくろより千べつ兒供こどもうまれ、そのむねをまさぐりてふやうに
けれども肝心かんじん小兒こどもは、たゞ子宮しきゆうのがれてひろところたといふまでで、浮世うきよ空氣くうき一口ひとくち呼吸こきふしなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)