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犠
ふりがな文庫
“犠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いけにえ
33.3%
にえ
33.3%
にへ
16.7%
ニヘ
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いけにえ
(逆引き)
以前はそれがために
類少
(
たぐいすくな
)
い女を一人、
犠
(
いけにえ
)
にしたくらいですから、今度は自分がどんな
辛苦
(
しんく
)
も決して
厭
(
いと
)
わない。いかにもしてその花が欲しいですが。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
犠(いけにえ)の例文をもっと
(2作品)
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にえ
(逆引き)
やがて曇った夜の色を浴びながら満水して濁った川は、どんと船を突上げたばかりで、忘れたようにその
犠
(
にえ
)
を七兵衛の手に残して、何事もなく流れ流るる。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
犠(にえ)の例文をもっと
(2作品)
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にへ
(逆引き)
百合牡丹
犠
(
にへ
)
の花姫なほ足らずばひじりの恋よ野うばらも
枕
(
ま
)
け
恋衣
(新字旧仮名)
/
山川登美子
、
増田雅子
、
与謝野晶子
(著)
犠(にへ)の例文をもっと
(1作品)
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ニヘ
(逆引き)
此は、田の神——水の神と同じもの——の
犠
(
ニヘ
)
なのだ。或は、田の神の為に働くものであつた。後には、実際に耕作の助けをしたので、行事にも、代かきに出る事になつてゐる。
田遊び祭りの概念
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
犠(ニヘ)の例文をもっと
(1作品)
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犠
常用漢字
中学
部首:⽜
17画
“犠”を含む語句
犠牲
自己犠牲
犠牲者
犠牲的
人身犠牲
伏犠
伏犠神農
大犠牲
庖犠氏
犠卓
犠牲台
犠牲料
犠牲用
犠牲船
犠羊
生犠
“犠”のふりがなが多い著者
山川登美子
増田雅子
泉鏡花
与謝野晶子
折口信夫
芥川竜之介