“聖壇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいだん87.5%
チャンセル12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舞台には、このとき聖壇せいだんが設けられた。白い布でおおい、うしろには衝立ついたてがおかれ、それには奇怪なる刺繍絵ししゅうえがかけられた。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
こんどは、お寺の中の、神さまの聖壇せいだんの前にも、たてさせようとしました。けれども、ぼうさんたちはいいました。
内陣から一段高くなった聖壇チャンセルの北側にあって、平石で蔽われ、その上に詩人自らの選した有名な四句が刻みつけられてある。——
シェイクスピアの郷里 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
彼等の墓はシェイクスピアと並んで聖壇チャンセルに設けられ、ホーソーンの言葉を借用すれば、一家打ち揃って「教会の提供する最上の場所」を占有している。
シェイクスピアの郷里 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)