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溯
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さか
ふりがな文庫
“
溯
(
さか
)” の例文
その
場合
(
ばあひ
)
には
必
(
かなら
)
ず
今迄
(
いままで
)
睦
(
むつ
)
まじく
過
(
す
)
ごした
長
(
なが
)
の
歳月
(
としつき
)
を
溯
(
さか
)
のぼつて、
自分達
(
じぶんたち
)
が
如何
(
いか
)
な
犧牲
(
ぎせい
)
を
拂
(
はら
)
つて、
結婚
(
けつこん
)
を
敢
(
あへ
)
てしたかと
云
(
い
)
ふ
當時
(
たうじ
)
を
憶
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
さない
譯
(
わけ
)
には
行
(
い
)
かなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
その場合には必ず今まで睦まじく過ごした長の
歳月
(
としつき
)
を
溯
(
さか
)
のぼって、自分達がいかな犠牲を払って、結婚をあえてしたかと云う当時を憶い出さない訳には行かなかった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
溯
漢検準1級
部首:⽔
13画
“溯”を含む語句
溯江
溯上
溯源
溯行
溯及
溯巻
溯洄
溯算