“刺子”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さしこ83.3%
さしっこ11.1%
さしッこ5.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“刺子”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 工芸 > 工芸8.3%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗史・民俗誌・民族誌2.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
と、云って、真綿入りの肌襦袢、刺子さしこの股引、それから立って行って、腹巻に、お守札の縫込んだのを出してきて
寛永武道鑑 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
白い鵞のゐた瀦水、周圍の清らかな堀割、泉水、すべてが酒となつて、なほ寒い早春の日光に泡立つては消防の刺子さしこ姿の朱線に反射した。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
どこのかえりだろう刺子さしっこ姿で、いつもながらの頬の剃りあと青く、キビキビとした文楽は、ツツーと気軽に上がってきた。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
何か、の炭屋に花は惚れたか、うん惚れてもい、く惚れた、己も惚れている、感心だ、あの襤褸ぼろの半股引刺子さしっこの筒袖で真黒けえに成っているのだから、色香に惚れたのではない、炭屋の心に惚れたのだろうが杢左衞門も鼻が高い
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
たがねえ多助さん、こうやって刺子さしッこの筒袖を着、膝の抜けた半股引を穿き、三尺帯に草鞋がけ、天秤棒を担いで歩くのだが、末には立派な旦那といわれるようにお互にならないではうまらない、旨い物は喰わず、面白いものは見ず、こうやって居るんだものを
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)