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さしこ
ふりがな文庫
“さしこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
刺子
46.5%
射込
20.9%
差込
11.6%
揷込
7.0%
挿込
4.7%
刺込
2.3%
差越
2.3%
指込
2.3%
鎖籠
2.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刺子
(逆引き)
刺子
(
さしこ
)
絆纒を着て、肩に長大なヤスを担いでくる。ヤスは、長さ二間半からある竹竿の先きに、鉄製の大きくて岩丈な叉手がはめてある。
ある偃松の独白
(新字新仮名)
/
中村清太郎
(著)
さしこ(刺子)の例文をもっと
(20作品)
見る
射込
(逆引き)
決
(
けつ
)
して超凡の人では無い………としたら、
北側
(
きたがわ
)
のスリガラスの
天井
(
てんじやう
)
から
射込
(
さしこ
)
む柔かな光線………何方かと謂へばノンドリした
薄柔
(
うすぐら
)
い
光
(
ひかり
)
で、若い女の裸體を見てゐて
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
さしこ(射込)の例文をもっと
(9作品)
見る
差込
(逆引き)
午後
(
ひるすぎ
)
庭に出て
植込
(
うえこみ
)
の間を歩くと、
差込
(
さしこ
)
む日の光は梅や
楓
(
かえで
)
なぞの
重
(
かさな
)
り合った木の葉をば一枚々々照すばかりか、
苔蒸
(
こけむ
)
す土の上にそれらの影をば模様のように描いています。
監獄署の裏
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
さしこ(差込)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
揷込
(逆引き)
初めては女の
児
(
こ
)
が宜い、お
前
(
めえ
)
の顔を見たら
形見
(
かたみ
)
を
遣
(
や
)
ろうと思ってねえ、
己
(
おれ
)
は枕元へ出したり
引込
(
ひっこ
)
ましたりして、
他人
(
ひと
)
に見られねえ様に布団の間へ
揷込
(
さしこ
)
んだり、
種々
(
いろ/\
)
な事をして見付からねえように
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
さしこ(揷込)の例文をもっと
(3作品)
見る
挿込
(逆引き)
なんでも
赤鏽
(
あかさ
)
びた鉄火鉢に炭火を入れてあって、それで煙管の
脂
(
やに
)
を掃除する針金を焼いたり、また新しい羅宇竹を
挿込
(
さしこ
)
む前にその端をこの火鉢の
熱灰
(
あつはい
)
の中にしばらく埋めて柔らげたりするのであった。
喫煙四十年
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
さしこ(挿込)の例文をもっと
(2作品)
見る
刺込
(逆引き)
さうして
豆腐
(
とうふ
)
を
出
(
だ
)
す
度
(
たび
)
に
水
(
みづ
)
へ
手
(
て
)
を
刺込
(
さしこ
)
むのが
慄
(
ふる
)
へるやうに
身
(
み
)
に
染
(
し
)
みた。かさ/\に
乾燥
(
かわ
)
いた
手
(
て
)
が
水
(
みづ
)
へつける
度
(
たび
)
に
赤
(
あか
)
くなつた。
皹
(
ひゞ
)
がぴり/\と
痛
(
いた
)
んだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
さしこ(刺込)の例文をもっと
(1作品)
見る
差越
(逆引き)
持せて先へ
差越
(
さしこ
)
し程なく寳珠花屋へ
入來
(
いりきた
)
りしかば亭主は
早速
(
さつそく
)
出迎
(
いでむか
)
へて座敷へ
請
(
しやう
)
じしに醫師は
四邊
(
あたり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さしこ(差越)の例文をもっと
(1作品)
見る
指込
(逆引き)
持ちたる故
隨分
(
ずゐぶん
)
用心
(
ようじん
)
はすれども
白晝
(
ひるひなか
)
の事なれば何心なく
歩行
(
あゆみ
)
來
(
きた
)
りし所
手拭
(
てぬぐひ
)
にて顏を
包
(
つゝ
)
みたる大の男三人
現
(
あら
)
はれ
出
(
いで
)
突然
(
ゆきなり
)
又七に
組付
(
くみつく
)
故
(
ゆゑ
)
又七は驚きながら
振放
(
ふりはな
)
さんと
爲
(
す
)
る所を一人の男
手
(
て
)
を
指込
(
さしこ
)
み
懷中
(
くわいちう
)
の金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
さしこ(指込)の例文をもっと
(1作品)
見る
鎖籠
(逆引き)
未
(
ま
)
だ宵ながら松立てる門は一様に
鎖籠
(
さしこ
)
めて、
真直
(
ますぐ
)
に長く東より西に
横
(
よこた
)
はれる
大道
(
だいどう
)
は掃きたるやうに物の影を
留
(
とど
)
めず、いと
寂
(
さびし
)
くも
往来
(
ゆきき
)
の絶えたるに、例ならず
繁
(
しげ
)
き
車輪
(
くるま
)
の
輾
(
きしり
)
は、
或
(
あるひ
)
は
忙
(
せはし
)
かりし
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
さしこ(鎖籠)の例文をもっと
(1作品)
見る
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