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熱灰
ふりがな文庫
“熱灰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あつはい
37.5%
あつばい
25.0%
あつばひ
12.5%
ねつかい
12.5%
ねつくわい
12.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あつはい
(逆引き)
熱灰
(
あつはい
)
の入っている小さな壺で自分自身か自分の子供かの手足の指の凍痛を
和
(
やわら
)
げようとしてみていたのを、その壺を戸口段のところに
放
(
ほお
)
っておいて来た女は、壺のところへ戻った。
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
熱灰(あつはい)の例文をもっと
(3作品)
見る
あつばい
(逆引き)
私が何か言うと、「起きたかな、お目ざましをあぎょう」と言って母は
竈
(
くど
)
の
熱灰
(
あつばい
)
の中に埋めておいた朝鮮芋を取りだして、その皮をむいて持って来てくれた。
私の母
(新字新仮名)
/
堺利彦
(著)
熱灰(あつばい)の例文をもっと
(2作品)
見る
あつばひ
(逆引き)
雪子は
箒
(
はうき
)
と塵取とを持つて来てくれ、私は
熱灰
(
あつばひ
)
を塵取の中に握り込むやうなことをしたが、畳の上にあちこち黒焦げが残つた。私は真赤に顔を染めて雪子の父に
謝
(
あやま
)
つた。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
熱灰(あつばひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ねつかい
(逆引き)
熱灰
(
ねつかい
)
の下より一体の
屍
(
かばね
)
の
半
(
なかば
)
焦爛
(
こげただ
)
れたるが
見出
(
みいだ
)
されぬ。目も当てられず、浅ましう
悒
(
いぶせ
)
き限を尽したれど、
主
(
あるじ
)
の妻と
輙
(
たやす
)
く弁ぜらるべき
面影
(
おもかげ
)
は
焚残
(
やけのこ
)
れり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
熱灰(ねつかい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ねつくわい
(逆引き)
一説に依れば仏人の
脚肉
(
きやくにく
)
を食ふは、
故
(
ことさ
)
らに英人の風習に従ふを
屑
(
いさぎよし
)
とせざる意気を粧ふに過ぎず。故に仏人の
熱灰
(
ねつくわい
)
上に鱷の脚を
炙
(
あぶ
)
るを見て、英人は冷笑すと。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
熱灰(ねつくわい)の例文をもっと
(1作品)
見る
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
灰
常用漢字
小6
部首:⽕
6画
“熱”で始まる語句
熱
熱心
熱海
熱燗
熱湯
熱田
熱情
熱鬧
熱病
熱気
“熱灰”のふりがなが多い著者
エクトール・アンリ・マロ
チャールズ・ディケンズ
尾崎紅葉
嘉村礒多
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
堺利彦
柳田国男
寺田寅彦