“あつばい”の漢字の書き方と例文
語句割合
熱灰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私が何か言うと、「起きたかな、お目ざましをあぎょう」と言って母はくど熱灰あつばいの中に埋めておいた朝鮮芋を取りだして、その皮をむいて持って来てくれた。
私の母 (新字新仮名) / 堺利彦(著)
衣がすっかりれると、なべのまま、熱灰あつばいの上にのせた。それでどらきが焼け、げりんごが揚がるまでには、晩食ばんしょくのときまで待たなければならなかった。