“二戸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にのへ83.3%
ニノヘ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここは陸中国二戸にのへ郡浪打村字鳥越小字八木沢である。福岡に行く街道筋から一里ほど手前の所を左に折れてこの村に入る。
陸中雑記 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
(1)糠部郡は、いまの陸奥、陸中の二国に跨がった二戸にのへ三戸さんのへ九戸くのへの郡辺の総称である。昔ここに長者があった。
東奥異聞 (新字新仮名) / 佐々木喜善(著)
一時みな弘前県に合併せしが、同年十一月弘前県を廃し、青森県を置き、前記の各藩を以て其管下とせしも、後二戸ニノヘ郡を岩手県に附し、以て今日に到れり。
津軽 (新字旧仮名) / 太宰治(著)