“中戸川吉二”の読み方と例文
読み方割合
なかとがはきちじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし君の「随筆の流行といふことを、人人にはつきり意識させたのは、中戸川吉二なかとがはきちじ氏の始めた、雑誌「随筆」の発刊が機縁になつて居ると思ふ。
解嘲 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
もう一つは中戸川吉二なかとがはきちじ氏のなんとか云ふ不良少年の小説である。これはつい三四箇月以前、サンデイ毎日に出てゐたのだから、知つてゐる読者も多いかも知れない。
続野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)