“胆振”のいろいろな読み方と例文
旧字:膽振
読み方割合
いぶり90.0%
イブリ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寛文頃に出来た一種の蝦夷地図(函館図書館)には、今の北海道胆振いぶり地方と見らるべき地域に、「是より東方日の本と云」と記入してある。
国号の由来 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
同五年閏一月には胆振いぶりにあって、それには有珠嶽が噴火した。文政にはまた十一年十一月に越後の地震があった。
日本天変地異記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
胆振イブリ長万部オシャマンベ字トナッブ原野ですな。あすこに百町歩ほどの貸下げを道庁に願いでて、新たに開墾かいこんを始めようというんです。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)